海外の働き方・平均年収まとめ ~日本と海外の比較~(2/2)

海外の働き方・平均年収まとめ(2/2)です。

海外のワークスタイル(写真:Unsplash)

海外の働き方・平均年収まとめ(1/2) : 日本 / アメリカ合衆国(米国) / 中国 / 韓国 / シンガポール / オーストラリア

イギリス

※各データの定義はページ下部に記載

人口 6800万人
1人当たりGDP 530万円 ($46,344)
平均年収 540万円 ($47147)
主要都市の家賃(1ルーム) 19万~25万 ※ロンドン
外食(1食) 2300円 ※ロンドン
ビッグマック指数 533円
採用の特徴 ジョブ型採用(スキル採用)。新卒はインターンシップで経験を積む。
転職・解雇 転職はやや多い。解雇があり得る。
平均勤続年数 7.9年
失業率 4.0%
休日・有給 祝日:8~10日 / 法定の有給: 20日 (勤続年数に依存しない)
休日の特徴 バンク・ホリデーと呼ばれる休日(祝日の一部)が存在し、地域によっても若干異なる。有給は最大28日間。
年間労働時間 1367時間
週労働時間 36.3時間
長時間労働の割合 11.5%
テンポラリー労働者の割合 5.6%
雇用保護指標(EPL) 1.90
特徴

基本的に残業はしない。福利厚生が少なく、例えば交通費は出ない。

フランス

人口 6500万人
1人当たりGDP 515万円 ($44,995)
平均年収 520万円 ($45581)
主要都市の家賃(1ルーム) 11万~16万 ※パリ
外食(1食) 2000円 ※パリ
ビッグマック指数 556円
採用の特徴 ジョブ型採用(スキル採用)。新卒はインターンシップ・有期雇用などで経験を積む。
転職・解雇 転職は少なめ。解雇は少ない。
平均勤続年数 11.2年
失業率 8.4%
休日・有給 祝日:11日 / 法定の有給: 25日~37日 (勤続年数に依存しない)
休日の特徴 週35時間以上の労働をした場合、RTTと呼ばれる時間調整を行う有給が付与される。好環境な企業では9.5週間の有給休暇もあり得る。非常に休日が多く有給取得率が高い。
年間労働時間 1402時間
週労働時間 36.5時間
長時間労働の割合 10.1%
テンポラリー労働者の割合 16.8%
雇用保護指標(EPL) 2.68
特徴

基本的に残業はしない。休日が多い。法律として”週35時間労働制”が存在し、労働時間に強い制約がある。この法律の影響は様々な影響が考えられ、労働者にとってメリットばかりではない。

ドイツ

人口 8400万人
1人当たりGDP 590万円 ($51,860)
平均年収 610万円 ($53745)
主要都市の家賃(1ルーム) 9万~14万 ※ベルリン
外食(1食) 1300円 ※ベルリン
ビッグマック指数 556円
採用の特徴 ジョブ型採用。新卒は卒業後、就職活動やインターンシップをする。
転職・解雇 転職は少なめ。解雇は少ない。
平均勤続年数 10.5年
失業率 3.1%
休日・有給 祝日:10日 / 法定の有給: 20日 (勤続年数に依存しない)
休日の特徴 有給取得率が高い。平均では有給30日程度の有給を取る事ができる。休日が平均で40日程度もある。非常に休日が多く有給取得率が高い。
年間労働時間 1332時間
週労働時間 34.3時間
長時間労働の割合 8.1%
テンポラリー労働者の割合 12.6%
雇用保護指標(EPL) 2.33
特徴

ヨーロッパ諸国の中で人口が多く、平均年収が高め。ヨーロッパの中では残業が多め(職業にもよる)。休暇は他のヨーロッパ諸国と同様に多い。

スイス

人口 870万人
1人当たりGDP 1080万円 ($94,696)
平均年収 740万円 ($64824)
主要都市の家賃(1ルーム) 12万~17万 ※ベルン
外食(1食) 3000円 ※ベルン
ビッグマック指数 803円
採用の特徴 ジョブ型採用。新卒はインターンシップなどで経験を積む。
転職・解雇 転職は多い。解雇があり得る。
平均勤続年数 – 年
失業率 4.4%
休日・有給 祝日: 7日 / 法定の有給: 20日 (勤続年数に依存しない)
休日の特徴 一般的に5週間程度の有給を取る事ができる。
年間労働時間 1495時間
週労働時間 34.6時間
長時間労働の割合 12.5%
テンポラリー労働者の割合 – %
雇用保護指標(EPL) 1.61
特徴

転職が多い。平均年収が高い。主な理由としては物価が高くスイスフランの通貨要因が大きい(国主導の専門教育施策や産業育成が影響している可能性も考えられる)。

スペイン

人口 4700万人
1人当たりGDP 350万円 ($30,996)
平均年収 430万円 ($37922)
主要都市の家賃(1ルーム) 8万~11万 ※マドリード
外食(1食) 1500円 ※マドリード
ビッグマック指数 556円
採用の特徴
転職・解雇
平均勤続年数
失業率 14.1%
休日・有給 祝日:11日(実質) / 法定の有給: 22日 (勤続年数に依存しない)
休日の特徴 祝日は14日だが土日の場合でも移動しないため実質11日程度となる。平均して有給30日程度の有給を取る事ができる。休日が多く有給取得率が高い。
年間労働時間 1577時間
週労働時間 36.4時間
長時間労働の割合 8.0%
テンポラリー労働者の割合
雇用保護指標(EPL) 2.43
特徴

失業率が高い。ただし近年は減少傾向である。有期雇用比率が高く二重構造問題が存在する。

 

海外の働き方・平均年収まとめ(1/2)

各データの定義

1人当たりGDP 1人当たり名目GDP IMF 2021年
主要都市の家賃(1ルーム) 主要都市の1ルーム賃貸料。国によって部屋の仕様が異なる。
外食(1食) 一般的な飲食店の1食の料金。
ビッグマック指数 ビッグマック1つの価格。経済力を測るための指数。
長時間労働の割合 週に49時間を越える労働者の割合。
テンポラリー労働者の割合 テンポラリー労働者の定義は国により異なる。(一時的な雇用。有期雇用契約。一年以内の雇用など)
雇用保護指標(EPL) OECDが作成する解雇規制の強さを示す指標。数字が大きい方が解雇されにくい。

免責・注意事項

  • 本記事は2021/11に作成された記事です。各国通貨の為替変動により円表記の金額は”ある程度の差”が出る可能性があります。(記事作成時 USドル=¥113.9)
  • 本記事の元データは各機関で公表される統計データのうち極力新しいデータを利用しています。ただし一部で公表が数年に一度のデータが存在し、数年前(2018年など)のデータも含まれます。
  • 各国で労働法や集計方法・定義が異なり、単純に比較できない場合があります。また仮に集計方法・定義が同じ場合でも「値が分散している状況・格差がある状況」では平均値が参考にならない場合もあります。
情報ソース

OECD : Earnings and wages – Average wages / Average annual hours actually worked per worker / Strictness of employment protection / Wikipedia : List of minimum annual leave by country / List of countries by GDP (nominal) per capita / NUMBEO : Cost of Living / 独立行政法人労働政策研究・研修機構 : 国際労働比較、海外労働情報 / 総務省統計局 : 世界の統計、その他海外各国の統計機関情報

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